top of page

テレワークとストレスの関連!進化経済学会で研究成果を公表しました

株式会社Michele

2022年10月20日


株式会社Michele(東京都渋谷区、代表取締役:山田大典。以下Michele)は、2022年9月17日(土)に、進化経済学会でテレワーク導入状況と職場でのストレスの状況に関する研究成果を公表しました(発表者:倉掛正治、荒川清晟、山田大典)。


新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、テレワーク導入企業の割合が大きく増加しています。テレワークは、ワーク・ライフ・バランスの確保、生産性の向上等の様々なメリットがありますが、長時間労働になりやすい、コミュニケーションが不便等のデメリットも存在しており、メンタルヘルス不調につながる恐れがあります。そこで、Micheleは、テレワークとストレスの関係に注目して分析を行いました。


総務省通信利用動向調査、厚生労働省労働安全衛生調査を組み合わせて分析を行いました。テレワーク実施率と職場におけるストレスの有無とでは負の相関関係がみられました。さらに二つの潜在変数を仮定した場合、ストレス全般へはともに負の相関でしたが、人間関係によるストレスへの相関が正負逆となる結果が得られました。これはテレワーク実施率が増えることで人間関係によるストレスが減る群と増える群が存在していて、合わせるとストレスが減る群に吸収されて表には見えない構造になっている可能性を示唆します。本分析により、調査結果を元にデータ化されていないファクターを導入してテレワークとストレスの関係をより精密に説明する方法論の妥当性が示せました。




今後、Micheleでは、ストレスによる健康への影響を反映した観測データが得られたら、モデルの評価・精緻化をすすめ、テレワークとストレスの関係の理解を深めていきます。


ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page